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ケアンズで市民の安全を守る達人

ケアンズで市民の安全を守る達人

オーストラリアでただ一人のJapanese Police Liaison Officer(日本人警察リエイゾンオフィサー)の女性がケアンズで活躍していると聞きつけた豪人スタッフがご本人のKeikoさんへ突撃インタビュー!
初のオーストラリア警察への取材という事で少し緊張気味に派出所の扉を開けた私達を笑顔で迎えてくれたKeikoさん。気さくに話しかけていただけるKeikoさんとスムーズにお話を始める事ができました♪

Cross Cultural Liaison Unitでの経験を経て、現在警察リエイゾノフィサーとして念願の派出所にて勤務をしているKeikoさん。
英語と日本語を巧みに操りながら「人と人との架け橋」になる活動をする!をモットーにケアンズにて活躍中!!



Keiko Berryさん
Queensland Police Liaison Officer

ポリスリエイゾンオフィサーへの道!


達人スタッフ
こんにちは。
それではまず始めに、以前は観光業界でお仕事をされていたという事ですが、警察のリエイゾンオフィサーに
なろうと思ったきっかけを教えてください。

Keikoさん
以前から日本語と英語を使って人と人との架け橋になる仕事をしたいと思っていたのですが、領事館の友人
から英語を母国語としない警察官の募集があると聞きすぐに応募したのがきっかけです。
それからは警察の訓練学校に5ヶ月間通い、その後「Cross Cultural Liaison Unit」という部署で5年以上
勤めました。
そして以前より希望を出していた派出所勤務を認められて2012年の始め頃から現在のエスプラネードにある派出所に勤務しています。

達人スタッフ
リエイゾンオフィサーになる為には特別な学歴や資格、免許などが
必要なのですか?

Keikoさん
英語以外の言語が使える、オーストラリア以外の文化の知識、認識がある…等です。
自動車免許は車を毎日乗ってパトロールするので、絶対必要です。もちろんトレーニングもあります。警察学校で法律等の勉強もしますが、一番大切なのはコミュニケーションスキルがあることです!

達人スタッフ
海外で警察官になるというのはハードルがとにかく高いイメージでしたが、努力次第ではなれるという事なんですね!
でも、オーストラリアで日本人ただ一人の女性警察官という事で様々なご苦労があるかと思いますが、市民の方々や職場の方々との
やりとりも含めてお話いただけますか?

Keikoさん
以前の部署に居た頃から様々なケースの事件や相談を担当させていただき、各国の習慣や考え方の違いに
より多くの事を勉強させられました。話す相手が日本人でなければ、そのやり取りの全てが英語になるので、
英語を使ってのやり取りには細心の注意を払っています。

日本人だけではなく、アジアの方々とのやり取りも担当させてもらう事が多いのですが、自分が女性である事、そしてアジア人である事でリラックスしてもらえてご相談にのれるのは嬉しいですね。
職場での同僚や上司とのやり取りも、英語の微妙なニュアンスの違いで受け取り方が変わったり誤解が
生じたりするので、コミュニケーションの大切さを痛感しました。警察官になり法律の勉強等もしましたが、一番勉強したのは英語です。

達人スタッフ
英語でのやり取りの大変さもそうですが、オーストラリアで様々な国の方々を相手に文化や習慣の違いを
乗り越えながら仕事をするのは新しい発見の連続なんでしょうね。
それでは実際に警察を利用するにはどうしたらいいのでしょうか?オーストラリアでは「000」をダイヤルした
後に「ポリス(警察)・アンビュランス(救急車)・ファイヤー(消防)」のどのサービスを利用するか聞かれると
聞いたのですが、英語が話せない方を中心にその電話をするだけでも勇気が入るような気がするのですが。。

Keikoさん
電話口に出るのは英語を話すスタッフなのですが、基本的にはスタッフが一つずつ丁寧に
質問をしてくれます。
まずは名前、そして電話をかけている場所、そしてなぜ電話をかけたのかを単語でも
構わないので言っていただければ大丈夫です。
一番してはいけないのは、英語が話せないからといって電話を切ってしまう事です。こちら
から電話の発信源を探して場所を特定する場合に、その電波を受信するまでに約1~3分の時間がかかります。場所がわからない場合でも、そうやって場所を探し当てる事ができる
ので、電話を切らずに落ち着いて質問に一つずつ答えるようにしてください。
交通事故であれば「カーアクシデント」という単語を言っていただければ、その後のやり取りで警察と救急車と
消防が全て対応する事になる事もあります。

達人スタッフ
気持ちがあせっていると電話を切ってしまいがちですが、電話は切ってはいけないんですね。
ケアンズは他の大都市に比べて安全なイメージがあるのですが、現在の治安状況を教えていただけますか?

Keikoさん
ケアンズはオーストラリアの他の大きな都市に比べて危険な事故や事件は少ないと思います。でも犯罪が
まったくないわけではないので、夜間に一人で明かりのない場所を歩かない、危ない場所には近寄らない等、
自分の身を自分で守るという気持ちは大事ですね。これは日本に住んでいてもそうであると思います。

達人スタッフ
どんなに安全な場所であっても、自分の行動には責任を持たないといけないですね。
犯罪を防止したり、件数を減らす為にされている試みはありますか?

Keikoさん
2007年からケアンズにある語学学校に足を
運び、生徒達に防犯の案内をしています。
語学学校には世界各国の生徒が集まっており、オーストラリアに来たばかりの人達も多いので、オーストラリアで生活するに当たっての注意事項や、事件や事故に巻き込まれた際の連絡先等を案内しています。
業務の一環であるパトロールは、車や自転車、そして徒歩等でシティ内を巡回するのですが、私は徒歩で巡回するのがすきですね。歩いていると話やかけやすいのか気軽に声をかけていただいたり、直接ご相談を受けたりもします。そのご相談から事件の糸口が見つかり、事件解決へ繋がったという事例もあるんですよ。
また、様々なイベントや小さな集まり等でも防犯についてのご案内をしたり、ご相談等にも対応する事が
できます。そういったご相談もお気軽にしていただけたら嬉しいです。

達人スタッフ
その人にとっては当たり障りのない情報であっても、事件に大きく関与している事があるんですね!
警察のサービス以外にも受けられる政府の機関のサービスや施設がある事は意外に知らない事が
多いですよね。その情報を把握する事で快適で安全に暮らせるのであれば、そういう情報を知るのはとても大切な事であると思います。
防犯の案内等で日本語のものはあるのでしょうか?

Keikoさん
防犯の注意事項や、ケアンズにある交番や派出所の場所や連絡先を記載した
「HELP KEEP CAIRNS SAFE」という日本語のご案内があります。
また、英語にはなりますが家庭内暴力を受けた際に利用できる施設の情報を記載したものや、
子ども達の為のヘルプラインのステッカー等も
設置しているので、気軽に取りにきていただき
たいですね。
このようなサービス内容はHPでも閲覧する事ができますよ。


達人スタッフ
何かがあった時にそのような案内があると安心ですね。
それでは、ケアンズにお住まいの方々はもちろんの事、観光で訪れる日本人の方々へお知らせしたい事が
あればお話ください。

Keikoさん
何かの事件や事故、そして家庭内暴力等のお悩みがあったら泣き寝入りせずにとにかくご相談していただき
たいという事です。
警察だけで全てを解決できるわけではありませんが、そのお悩みに合わせて適切にサポートをしていただける
施設やサービスをご案内する事はできます。ケアンズにも市民を守ったりサポートしたりする機関がたくさん
あります。そこで働いている日本人の方もいらっしゃるんですよ。私を通じてその方々をご紹介する事で、その
問題解決に繋がったら嬉しいです。

交番に直接お電話いただいて、お名前と連絡先をご伝言していただければ折り返しお電話する事もできますし、こちらの交番に足を運んでいただけるのであれば、その際に受付にお名前と電話番号を預けていただいても
構いません。もちろん直接お会いしてご相談を聞く事もできますよ。

以前ワーキングホリデーでケアンズを訪れて車の事故に遭った方がいらっしゃいましたが、相手の過失に
よるものが多かった為にある機関のサポートにより多額の医療費をサポートしてもらえる事になりました。
このようにケアンズシティにオフィスがある日本領事館の方々や様々な機関と連携を取りながらいろいろな
ケースに対応できるようにしています。

達人スタッフ
そういう政府機関のサポートは永住権を持っている人だけが利用できるのだと思っていました。
ワーキングホリデーや学生で訪れていたり、旅行で来ている場合でも受けられるサービスがあると聞き
安心しました。
自分の体験や、友人の話から、日本人の方々は日本でサービスを受けなれているので、してもらえる事が
当たり前になっているように思います。
そういう意味で、警察として大変な事もあるのではないでしょうか?

Keikoさん
確かに旅行で海外に訪れる日本人の方々は、海外の方でご相談に来られる方より受身の方が多いですね。
同じアジアにお住まいの方でも日本以外の国の方はどちらかと言えばご自分で行動される方が多いのですが、日本人の方は全てをしてもらえると思っている方が多いように思います。
もちろん、そのご要望にできるだけお応えしたいという気持ちはあるのですが、業務上お手伝いできる範囲は
限られていますので、一番良い形でご相談にのれるように努力しています。

達人スタッフ
ここは日本ではなく、オーストラリアであるという事を認識し、また1人の大人として責任を持った行動する事を
心がけないといけないですね。

本日お話をお伺いして、オーストラリアでただ1人の
女性警察官がケアンズでご活躍されている事を知りとても心強く思いました。
女性特有の悩みや相談などについても、警察に相談する
という発想が湧きづらかったり、相談するには敷居が
高かったりしましたが、Keikoさんがいらっしゃると思うとちょっとした事から大きな心の悩みまで相談がしやすいですね。

今回のインタビューをする事で、オーストラリアの警察というものがとても身近に感じられるようになりました。
また、警察を始めとする様々な機関で受けられるサービスがあると聞き、安全で快適な生活が送れたり、様々な悩みを解決できる糸口があるのだと知りました。
更に、1人の大人として海外で生活したり、旅行で訪れた
際に持たなければならない責任についても考えさせられ
ました。

お忙しい中、長い間インタビューにお付き合いいただき
ありがとうございました。
Keikoさんのこれからの益々のご活躍に期待しています!





 

 【Cairns City Police Beat(ケアンズ市派出所)】

 TEL:(07)4048-1277 

  住所:Cairns City Police Beat

 Mon-Fri:8:00-16:00  

 
 
 被害者サポート機関
 1300-546587
 Domestic and Family violence
 Kids Helpline
 1800-55-1800
 Legal Aid Queensland
 1300-651-188
 Women's Legal Service
 (07)3392-0670
 Interpreting and Translation Service
 131-450
 Lifeline
 131-114

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Posted by 豪人 2013年06月05日

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